2012年8月3日金曜日

田嶋幸三先生講演会メモ

「『言語技術』が日本のサッカーを変える -学校体育への提言-」というテーマでの講演でした。

サッカーのお話でしたが,私は学級作りという観点で多くの学びを得ることができました。
以下,田嶋先生のお話のメモです。

JFA2005年宣言を紹介し,「これは目標ではなく約束です。」と断言。
目標というと一方的なものになりがちですが,約束だと双方向のものになる。
この理念をいかに活動につなげるか,これが組織の力の差になる。
ミッションステートメント(校訓,社訓,家訓→文化)の徹底が必要。
組織の末端に到るまで,全員が目指す姿(ビジョン)を共有するための努力をしている。
全員が「ゴールに辿り着きたい」そう思えるかどうかが大事。

教育は結果が出るまで20年はかかる。
長い目で継続することが大事。
世界レベルをスタンダードとした強化策をとっている。
世界大会に参加→日本のレベルの分析と評価→課題の抽出と克服シナリオ作成→課題の克服
という流れ。

日本と世界の差は,「判断力」
オーバーコーチングを止めること,失敗させることが必要。
その場で自分たちでぱぱっと決める。自分で判断する。
練習中の,ドイツの子どもと日本の子どもの違い。
練習を途中で止め,そのプレーについて「なぜそうプレーしたのか」と問うたとき。
ドイツの子どもは,しっかりと自分の考えを伝えることができた。
日本の子どもは,何も言わないことがほとんどだった。
日本の子どもは,何か一つコーチの望む答えを探してしまう。
サッカーには唯一の正解はない。
自立した判断,それを周囲にしっかりと伝えることが重要。
自分で判断する経験の積み重ねの差。それが世界との差。

自分の意志を表明することの大切さは,リーダーシップにもつながる。
ボールを持ったら自分がリーダー。自分で判断しプレーする。
監督も,練習の意味や指示の意味を説明できないものは辞めていった。

そこで現在,力を入れて指導しているのは二つ。
○ロジカルコミュニケーション
○ディベート

「私はこう思う。なぜなら~」という型を使って,理由付けして話す経験を日常の中でコンスタントに経験させる。
三森ゆりかさんの論理トレーニングを取り入れている。
「ビミョー」や「別に」は思考の放棄。これを許していると思考自体を失うことになる。
察しの悪いフリをすることも大切。最後までしっかり話させる。
なぜ力を入れて指導しているのか,選手たちに必ず伝えている。

言語技術教育と共にマナーセミナーもしている。
世界の選手と比べて,日本にはもう一つ足りないものがある。
オフザピッチの姿である。
100年以上の歴史を持つクラブには文字にされない文化がある。
立ち居振る舞いが違う。
世界の一流選手は,自分の社会的な立場や責任を自覚している。
そこでエリートプログラムとしてオフザピッチでも世界基準を目指した選手を育成している。
ノブレス・オブリージュ
真のエリートには,社会貢献をする義務がある。

エリート教育というと差別のように感じられることが多いが,それは違う。
一人一人の能力を最大限伸ばす努力をするということだ。
ボトムアップとプルアップで,日本はボトムアップが好きだが,
エリート選手を地域のクラブチームなどで育てることで,
自分の中学などに戻ったとき,あこがれの対象となるし,技術の伝達も行われて,
結果として全体のレベルアップにつながる。

「選手は勝手に育たない。クラブチームで育てる。」
「指導者は,選手の未来に触れている。」アンディ・ロクスブルグ
「育成のサッカーは,しつけである。」クロード・デュソー
「判断する材料がなければダメ。基本ができていないヤツに自由を与えることはできない。」
「自主的に行動するためには,その前にしっかりとした価値観と人格を獲得していなければならない」林道義
「学ばない子どもは,知らない大人になる。」クロード・デュソー
「指導者に大切なことは我慢ではない。指導者も学習することである。」オシム

これからの日本のサッカーには,個の育成が急務。
才能ある選手に素晴らしい環境を与え,本人の努力を積むことで世界に通用する選手となる。
素晴らしい環境とは,ライバルとなる仲間や熱意と知識のある指導者のこと。

「強くなるには理由がある」
基本の徹底をしよう。
・止めて蹴る
・パス&ゴー
・ルックアラウンド
・トライアングル
・ミートザボール
・アイコンタクト
指導者しか選手を変えることはできない。

日本のフェアプレー賞の多さは誇り。

ベクトルとスカラーの話
同じビジョンと同じ方向性で力を集結しよう。
リスペクトという言葉を大切に。
お互いに大切に思うことを大事にしていこう。

「学ぶことをやめたら,教えることをやめなければならない」ロジェ・ルメール
なぜなら,自分たちは子どもたちの未来に触れているのだから。

以上メモここまで

田嶋先生の著書もさっそく購入しました。



自分が,学級作りや教科学習で大切にしていること
「ビジョンの共有化,可視化」
「アセスメント→プログラムデザイン→価値のインストラクション→価値のフィードバック」
「チャンスの回数を増やすと失敗も学びに」
「自分の考えを相手に伝える」
「ゴールに辿り着く正解は一つじゃない」
など,多くの共通点がありました。
講演を聴くだけの研修では,久々に学びが多いものになりました。
素晴らしい企画に感謝です。

2012年7月30日月曜日

小学校4年生朝の読み聞かせ1学期 うろ覚え編

確かこれは読んだはずだけど…というものを紹介します。

「なにをたべたかわかる?」



「かようびのよる」
これを水曜日に読んだことだけは覚えています(汗)

「わらしべちょうじゃ」

「あほう村の九助」

「へっこきあねさがよめにきて」

「ありがとうフォルカー先生」

「ぼうさまになったからす」

うーん,これぐらいしか思い出せない…。
二学期からはきちんと記録を取ろう。

小学校4年生朝の読み聞かせ1学期6月編

6月編です。
6月は変です。

いきなり
6月1日
「うんこ」


からの
6月4日
「こんもりくん」
というリレー。
とにかく,一緒に笑う時間を作ろうというチョイス。
音楽会に向けてちょっと厳しく冷やしてしまったことが続いたので…。
一緒に笑って元気が出れば,一緒にがんばろうよって気持ちになりますよね。
子どもたちには鉄板の「うんこ」と「おなら」ネタがありがたいです。

6月11日
「どうぶつさいばん ライオンのしごと」
一ヶ月後に「なかよし週間」が予定されていました。
そこでモラルジレンマ教材を扱おうと考えていたので,アセスメントのために読んでみました。
証人が証言するたびに,子どもたちの考えが揺さぶられていくのがよく分かります。
最後に近づくと,「うーん・・・」と,考え込んで話せなくなってしまう子もいました。
そのもやもやが大事なんだよと価値のフィードバックをして終わりました。

6月13日
「ともだちや」
読書週間ということもあり,シリーズ物を紹介していきました。

6月15日
「ねぎぼうずのあさたろう」

と,ここまでで記録が止まっています。
6月後半から夏休みまで読み聞かせは続けているのですが,記録をとるのを忘れました。
また思い出したら紹介します。

小学校4年生朝の読み聞かせ1学期5月編

5月編です。

一気に春らしくなって,教室の窓から見える桜も満開になっていました。
勤務している地域は,季節が一月遅れなのです。

5月1日
「げんたとやまんば」

ことものとも276号
著者名 松野正子・さく 平山英三・絵
出版社 福音館書店
発行年 1979年3月
日本の昔話シリーズです。
両親のいいつけを守らず,自分の欲しいもののために大切なそば粉とお面を交換してしまったげんた。
「げんたみたいなことって,みんなもにたような経験ある?」
もちろん,いいたくないことは言わなくて良いのですが,
子ども同士だと,話せることがあるようでした。

5月7日
「ふしぎなたけのこ」


「げんたとやまんば」と同じ松野正子さんの作品。
ちょうど旬のメニューとして給食にたけのこが出たばかりでした。

5月14日
「ジュマンジ」
アメリカの姉妹都市と交流会があったので,アメリカの作家の絵本を読みました。
「みんなもゲームってやったことあるよね?ジュマンジってゲームのお話なんだけど,どんなゲームだと思う?」
「どうなっちゃうと思う?」
友だちと一緒にドキドキしながら本の世界を楽しめるお話でした。
夏休み前に図書館で「先生,ジュマンジってどこに置いてありますか?」と聞かれました。
2ヶ月以上経っても,自分から読みたいって思える本になったようです。

5月21日
「ほんとうのことを いってもいいの?」
アメリカのお話ということで,2冊目に読んだ本。
(いつもだいたい2~3冊用意しておいて,子どもたちに聞いて読む順番を決めています。)
「同じような経験ある?」
「どうすればいいと思う?」
ペアトークをしながら,知らず知らずのうちに友だちと解決策を共有できます。

5月28日
「したきりすずめ」
最後は日本の昔話で,ほとんどの子どもが知らなかった「したきりすずめ」
「うまのあらいじる」や「うしのあらいじる」に,ちょっとひいていました。

以上で5月は終了。
5月は朝の時間が行事でつぶれて,読み聞かせができなかった日がありました。
できなくてもあまり気にせず無理せずにやっています。


小学校4年生朝の読み聞かせ1学期4月編

子どもたちは夏休みに入り,少し時間の余裕ができました。
ここで4年生1学期に読み聞かせた本を,まとめておきたいと思います。

クラスの読み聞かせは,朝の会の中に位置付いています。
勤務校の朝学活の時間は15分。その中で大きく三つの活動をしています。
サークルになり挨拶と健康観察5分。
会社や当番からの連絡や歌5分。
読み聞かせ5分。
という感じです。ときどきオーバーしますが(^^;

読み聞かせは,ほぼ毎朝。5分ずつです。
ですから,途中で「じゃあ,続きはまた明日ね」ということがほとんどです。

時間配分についてはこのあたりにして,
それでは,4月に読み聞かせた本を紹介していきます。

4月6日
「ロバのシルベスターと魔法の小石」


「どうなると思う?」
「みんなだったらどんなお願いをする?」
「みんなだったらどうする?」
と,子どもたちを物語の世界に引き込んでいく力のある本です。
持ち上がりの学級だったので,休み明けのアセスメントとしてこの本を選びました。

子どもたちに問いかけながら,子どもたちの表情や友だちとの話の仕方を観察していました。

4月12日
「3びきのくま」


ドキドキしながらも,クマのセリフのくりかえしで笑える本を選びました。
先生の大きな声でドキッとすることって,子どもたちは好きですよね。
(怒られたているときは別ですが)

4月16日
「いいことって どんなこと」
春が遅い地域に合わせて,春を待つ絵本を選びました。
理科で「春の自然の様子」という単元がありますが,それの導入でもありました。

4月18日
「きつねのよめとり」
日本の昔話にあまり触れていない子どもたちだったので,紹介しました。
今回は,外国の昔話との共通性や,絵と心情との関係についても少し触れました。
時々,ちょっと難しい話をしてあげることも大事です。
そのとき分からなくても,後で「ああ,このことか!」と,自分で気づくことがあります。
タネをまいておくわけです。

4月20日
「ひつじかいとうさぎ」
同じパターンの繰り返しがある本なので「次は何が出てくると思う?」と問いかけると,
子どもたち同士の会話が自然と盛り上がります。
次のページに子どもたちの視線が集中する絵本です。

4月25日
「おなかのすくさんぽ」
これは,私個人の趣味です(笑)
「ちょっとだけかんでいーい?」のところで,「みんなだったらどうする?」と問いかけると,
なかなか楽しい反応が返ってきます。
主人公の男の子の返事を聞いたときの,子どもたちの反応もまた楽しいです。


4月は以上です。
まとめると,片山健さん大好きということですね。

2012年5月5日土曜日

5月5日 参観日に親子でワールドカフェ

4月,第1回目の参観日の授業は親子でワールドカフェをしました。
高学年になったばかりの4年生が,卒業までにどんなことができるようになっていればいいのか,親子で話し合おうと考えたのです。

「卒業までにこんなことを」というのはたくさんあります。
どれが正しいのかではなく,たくさんの価値を共有することがねらいです。

保護者の方は,兄弟関係もあるので途中参加と中抜けOKということで参加を呼びかけました。
堀裕嗣先生の著書「教室ファシリテーション10のアイテム・100のステップ」


を参考に問いを作りました。

当日のおおまかな流れは以下の通りです。


メインテーマの紹介
「自分たちが卒業までにできるようになっていなければいけないことって何だろう」

〈ラウンド1〉テーマ「こんな中学生は困る」

グループを解体して,新たなグループで〈ラウンド2〉

〈ラウンド2〉
「結局,中学生になる時にできるようになっていなければいけないことはなんなのでしょう。幾つかにまとめてみましょう。」
  
最後に元のメンバーで集まり,一緒に他のグループの模造紙を見て回る。自由に感想を言い合ってみる。

このような流れで話し合いを進めました。
もちろん実際の授業ではさらに細かいステップを踏んでいるのですが,
その点については堀先生の御著書をぜひご覧ください。

次の授業で,子どもたちだけで「実際に4年生で取り組むことベスト3」を決めだしました。


ここでの話し合いで驚いたのは,お家の人が言っていたことを,子どもたちはとても大切に考えていたということです。どのグループのベスト3にも必ずお家の人の意見も入っていました。

子どもたちはお家の人と真面目にこういう話をしたかったんじゃないかなと感じました。
この模造紙はクラスの壁面に貼り,子どもたちのミニ目標にしています。

野中先生の3・7・30の法則


の応用です。

色々な先生の実践から,自分のクラスづくりの形ができてきたように感じています。

2012年3月18日日曜日

新年度昼食会での自己紹介アイデアメモ

新年度,新しい学校に赴任するのはドキドキするもの。
挨拶回りが終わり,職員室に戻って,初対面の先生方と昼食会。
黙々と食事が進む。途中,いくつか話が出ても続かない。
名前と前任校くらいの自己紹介が淡々と進む。
弁当の味も分からない,食べた気もしない。
そんな残念なスタートはいやだなあ。

ということで
昼食会の前に自己紹介タイムを取ってみようと考えた。
A4の紙を屏風のように四折りにする。
四コママンガのように折り目を使って自己紹介。
上から,名前,今の気持ち,一番好きな給食のメニュー,最後は「変な質問」
「変な質問」には,「好きなにおいは?」「何フェチですか?」「実は○○です!」など
そして,ちょこっと質問タイム。
こんな感じでどうかな?

新年度教職員ゴール共有ワークショップメモ

新年度ゴール共有ワークショップアイデアメモ

テーマ「新しく赴任した職員と学校のグランドデザインを共有し,指導方針を確認する。」
○対象
 ・教職員全12名

○日時
 ・勤務が始まって2日目 午前中

○場所
 ・会議室

○用意するもの
 ・グランドデザインをポスタープリンターでコピーして3部
 ・プロッキー8色3セット
 ・ふせん特大サイズ75×127mm
 ・会議用机6脚 2脚で1島
 ・椅子12脚
 ・デジカメ
 ・スティックのり

○流れ
ワークショップのテーマ説明。
ワールドカフェの説明。
カフェエチケットの説明。
3つの島に4人ずつグループを作る。
学校教育目標の説明。
個人でグランドデザインを読む時間をとる。

「卒業時に身につけておきたい躾は何か」というテーマで1枚に一つずつ,3つ付箋に書く。
親和図法を使い,グランドデザイン上に貼り付ける。
同じものをまとめて見出しをつける。
グランドデザイン上に既にあるものは,線でつながりが分かるようにする。
さらにカードに3つ書いて,見出し作りをする。
気づいたことを話しながらグランドデザイン上に書き込んでいく。

ホストを一人残し,3人が別々(重なってしまう人もいる)の島へ移動する。
「躾を学校生活の指導できる場面はどこか」というテーマで
ホストは,新たなメンバーに話の流れを説明する。
メンバーは,ホストが説明しなかったことで,気がついたことを話す。
色を変えた付箋で「どの場面で指導できそうか」を書いて,貼り付けていく。

元のテーブルに戻り,どのような話をしてきたか報告をする。
どのように指導をするか,付箋でアイデアを出し合う。
出たアイデアを全体の前で報告する。

振り返りを書く。

できあがった3枚の模造紙は,職員室に掲示しておく。

とりあえず,ここまでメモ。

次回は具体的な場面(給食や掃除)での指導を考えていきます。
ランチルームで全校が給食を食べたり,縦割りグループでの掃除をしたりする学校なので,
給食と掃除をしっかりと押さえていくことが大切なのです。
教職員の半分以上が変わる年なので,共通理解を図る方法を考えています。

2012年3月13日火曜日

3月13日 卒業式に向けて

6年生の担任が4月の学級開きで意識することは何か。
それは,「卒業式でどのような立ち居振る舞いをする子どもを育てるか」である。

立ち居振る舞い?えっそんなこと?と言われるかもしれない。
しかし,立ち居振る舞いにはその子の育ち全てが現われる。
付け焼き刃では隠せない「人となり」の全てが見えてしまう。

礼,歩き方,座り方,姿勢,目線,返礼,返事,挨拶,歌声,音…
表に見えるものを美しくするのは,内面の心。
心が育っていなければ,ちぐはぐな印象を与えるだけだ。

「おしゃべりはするな!礼はもっと深く!返事が小さい!背筋を伸ばして!歌には感謝の気持ちを込めて!」
卒業式練習が始まってからいくら言っても全ては遅い。
この時期にこんなことを言われているようでは,指導を受入れる心の状態になっていないだろう。

4月に3月の姿をイメージする。
イメージできるかどうかは,教師自身の力量にかかっている。
自分の育ち
自分の学び
それによって,教師自身が目指すもののイメージを持っているかどうか。

教師の力量以上に子どもは伸びない。
常に自分を磨き続けるしかない。
指導技術に教師の人格の裏付けが無ければ効果は無い。

2012年3月10日土曜日

不審者訓練について

ブラインド型避難訓練の話を聞いているうちに,不審者訓練の話になりました。

そこで,こんなアイデアをいただきました。
不審者訓練をワークショップ型で行う方法です。

3階建ての学校だとしたら。
1.各階の見取り図を,模造紙大にコピーしたものを用意する。
2.自分が普段いる階ごとにグループを作る。
3.各グループに想定を示したプリントが配布される。

 例えば
 9月のある水曜日の4時間目。
 教室後方のドアから不審者が侵入する。
 机の配置は普段通り。担任の位置は黒板前。
 子どもたち全員と先生の命を守ってください。

 1月の金曜日の6時間目。2年生の授業です。
 音楽室のドアから不審者が侵入する。
 音楽室は出入り口が1カ所しかありません。
 子どもたち全員と先生の命を守ってください。

4.状況をブレストしながら模造紙に書き込んでいく。
5.担任の指示,行動を書き込んでいく。
6.分からない点を書き込んでいく。
7.全体で,話し合いの内容を紹介しながら,分からない点について考え合う。

このような流れです。
夏休みの職員研修で企画してみたいと思います。

小学校における避難訓練について

知り合いの消防士さんと話していたときのこと。
「よくいろいろな学校に行くんですよ。避難訓練や救急法の講習会などがありますからね。」
「ですよね~。いつもお世話になってますよ。ところで,学校での避難訓練,震災以降変化してますか?」
「そうそう,この前も娘の保育園の園長さんに呼び止められて『実は来年度の避難訓練なんですが…』って相談されたんです。」
「へー,そうなんですか。どんな感じでした?」
ということで,各校の話を聞きました。

お話のポイントは3つ
1.どの学校でも避難訓練を変えなければという意識は持っているとのこと。
2.地域の情報やマンパワーとのつながり(ハザードマップ,消防署,消防団,警察,病院,公的機関など)を取り込んだ訓練も必要ということ。
3.これまでの「シナリオ型」から「ブラインド型」に変化しているということ。

私が特に詳しく話を聞いたのは3の「シナリオ型」から「ブラインド型」への変化です。
「シナリオ型」というのは,これまで一般に学校で行われていた方式です。
給食室から出火,誰が通報し,誰が現場に駆けつけ,誰が引率し,と全てやることが決まっているもの。
「ブラインド型」というのは,想定と最終目標だけが示され,途中はどのような方法を用いてもかまわないという方式です。
例えば,「地震でボイラー室から出火。停電。全員無事に避難させてください。ただし,訓練なのでものを壊したりしないで下さい。」のように提示します。
教職員も数人の係以外詳しいことは知らされません。

非常ベルが鳴り,出火場所が知らされ,避難指示が流れます。
担任は,普段の訓練のように児童を整列させ廊下に出ようとします。
しかし,廊下に出ようとしても,地震で扉が開かない。(ように係職員がこっそり仕掛ける)
さあ,どうする?
隣の教室の担任に声を掛け,廊下に面した窓から子どもたちを脱出させる。
階段を下りようとしても炎と煙で通れないという設定でスズランテープが張ってある。
さあ,どうする?

このような感じだそうです。

(雑談から得た情報なので,詳しくは違うかも知れませんので,確認が必要です。)

3.11で,その時その時の状況に合わせて自分の命を守るべく,状況を判断して行動できるようにすることが大切だと痛感しました。
学校でも「ブラインド型」を取り入れてみることが必要では無いでしょうか。

勤務校では避難訓練が3回行われます。
1回目は春(火災)
2回目は秋(地震)
3回目は初冬(火災)です。

今年度は,3回目にブラインド型を導入してみようと考えています。
1回目は新入生もいるので,基本の避難経路や避難場所の確認。
2回目は地震に対する避難方法の確認。
3回目に,ある教室のストーブから出火という想定で,ブラインド型で避難訓練。
地域の消防署と相談しながら進めてみたいと思います。

2012年3月7日水曜日

もし,あなたが…

もし,あなたが…

もし,あなたが あいさつをしなければ
やがて子どもも あいさつをしなくなる

もし,あなたが 掃除をしなければ
やがて子どもも 掃除をしなくても平気になる

もし,あなたが 「こんなところに来て不幸だ」と感じているのなら
やがて子どもも ふるさとを愛さなくなる

もし,あなたが 授業の楽しさを感じていないのなら
やがて子どもも 授業を楽しいと感じなくなる

しかし

もし,あなたが あいさつを進んですれば
子どもも 自分からあいさつをするようになる

もし,あなたが 掃除を懸命にすれば
子どもも 自然と掃除をする人間になる

もし,あなたが この土地のよさを発見すれば
子どもも ふるさとを大切にするようになる

もし,あなたが 授業に楽しさを感じ 努力すれば
子どもも 授業を楽しみにし 力も自然とつく


これは,ある校長先生から教えていただいた詩です。
普段の行動全てが 子どもたちにとってモデルとなっています。
身が引き締まります。

山間地教師に関する55ヶ条 [第五章 学ぼうとする教師]

最後の第五章です。
山間地でなくとも,この内容は役に立つと思います。

38.学校の全体像を常に見ることのできる教師
39.自分の研究目標をはっきりと持つ教師
40.実践でものを言う教師
41.一人一人の子どもの動作,小さな声も聞き逃さない教師
42.柔軟な意識を持ち,感受性のよい教師
43.指導面で教師中心にならない教師
44.きめ細かな指導のもと,子どもに仕事を任しきれる教師
45.子どもを個人名で意識し,指導のカルテを持つ教師
46.自分の考えの新しきをすぐ実践にぶつけて事足れりとしない教師
47.教える子どもの数が少なくても張り切って教える教師
48.僻地にあっても「おくれる」などという意識を持たない教師
49.お年寄りに会ったら,土地の歴史を聞き出そうとする教師
50.厳しい生活に人々がどう対処してきたかについて,深く温かい目と耳を持つ教師
51.作業着や運動着で毎日過ごしていても,心のきちんとした教師
52.土地の歴史や風習などいろいろなことを学ぼうとする教師
53.心にたまる読書のできる教師
54.子どもを待たせない教師
以上です。

55ヶ条なのに54?と思われるかも知れませんが,
一つあまりにも現代とかけ離れているものがありましたので,掲載しませんでした。

山間地教師に関する55ヶ条 [第四章 たくむ(工夫をこらす)ことのできる教師]

だんだんとユーモアが多くなってきます。
特に35以降はいいですね。

29.細かなことに気の付く教師
30.自分の仕事を常に手際よく果たしていける教師
31.簡単な料理,特に味噌汁など手際よく作れる教師
32.食事の後始末が手際よくできる教師
33.半月くらい財布が空でも,平素のまま生活ができる教師
34.家庭を遠く離れても,電話などで遠隔操作をし,家庭経営のうまくできる教師
35.できれば夜の真っ暗な山道でもよく見える視力を持つ教師
36.名もない小鳥や虫と対話のできる教師
37.つづらおりの山道で,カーブの先まで見通して運転できる教師

山間地教師に関する55ヶ条 [第三章 動くことのできる教師]

[第三章 動くことのできる教師]

一人で何でもできることが基本とされていたようです。

22.からだがよく動き丈夫な教師
23.山道を歩くことが平気な教師
24.花など作ることによろこびをもつ教師
25.けがなどの応急処置についてよく動ける教師
26.子ども一人一人の健康についてよく知っている教師
27.学校の水道についてよく知り,故障があればすぐに現場に走れる教師
28.こずくのきく(何かとまめに動ける)教師

27の「水道について」というのは,時代を感じさせます。
しかし,全て現代に通用しますね。

山間地教師に関する55ヶ条 [第二章 つきあいのできる教師]

[第二章 つきあいのできる教師]
これは,現在でも通じるものが多くあります。

15.ある程度酒の飲める教師
16.酒を飲んでも乱れない教師
17.明るく仲間作りの上手い教師
18.だれとでも挨拶のできる教師
19.土地の人といつでも,どこでも,話し合える教師
20.父母と常に語れるよう話の種をしこんでおける教師
21.土地の古い者,古い習慣を大切にしようとする教師

山間地教師に関する55ヶ条 [第一章 耐えることのできる教師]

新規採用,異動などで山間地に赴任する教職員へ
長野県のある小学校で伝えられてきた55ヶ条です。
今では時代に合わないものもありますが,参考のために紹介します。

[第一章 耐えることのできる教師]
1.偏食のない教師
2.数日間おなじおかずでも文句を言わず,我慢のできる教師
3.相当塩辛い料理を食べても,血圧の上がらない教師
4.飲みすぎた時,できれば2~3時間の睡眠で日常勤務に耐えられる教師
5.自分の体のことについては細かく摂生のできる教師
6.夜,急に停電があって電気ごたつや毛布が冷え切っても,風邪を引かない教師
7.ふろへ10日くらい入らなくても平気な教師
8.入れ歯など痛まないよう良い処置をしておく教師
9.独居も淋しくない,手紙や新聞が一週間くらい来なくても平気な教師
10.都会の文化に魅力を感じても,毅然として動じない教師
11.テレビが2局しか見えず,しかも鮮明さを欠いても平気でいられる教師
12.悠々自適な時,極めて多忙な時など仲良く調子を合わせて生活できる教師
13.ぐちをこぼさない教師
14.ヘビやムカデをあまり怖がらない教師

2012年3月2日金曜日

朝の読み聞かせリスト7

日本昔話シリーズは,ひとまずこれで最後。
「だいくとおにろく」



名前当てのモチーフを少しだけ伝える。
物語の背景にある思想を読み解くことが好きなので,ついつい。
小学生には難しいが,言葉の世界の広がりに魅力を感じてもらいたいと思ってしまう。

次は,「これはおひさま」


先日,谷川俊太郎さんの朗読をお聞きする機会があったので,
その話をしがてら紹介。
保育園時代に大好きだった本。

さらに「これはのみのピコ」

子どもたちは言葉の面白さに引き込まれていく。
谷川さんの読み方は自由だったな~。

谷川さんつながりで「ミロとまほうのいし」


これは冬の講座で岩瀬直樹さんに紹介していただいた本。
途中からストーリーが別れていて,
バッドエンドとハッピーエンドを選ぶことができる。
子どもたちは「次はかなしいおわりを読んで」と,結局両方読みましたが。

最後に「としょかんライオン」

3年生も終わりに近づき,ルールは絶対に守らなければならないものという段階から,
自分も他者も,守りたくても守れないときもあると分かってくる段階に入る子どもたちに向けて読みました。

もうすぐ,今年度も終わり。
最後の絵本は何にしようかなあ。

3月2日 6年生を送る会の出し物

勤務校では来週6年生を送る会がある。
各クラスの出し物をする時間があるので,準備。

今回は「思い出のアルバム」の替え歌を歌うことに。
6年生の一年間の活躍を紹介するような内容にしたいとのこと。
これが決まるまでの過程では,マトリクスを紹介してダンスや劇,リコーダー,プレゼントなどのアイデアから歌に絞った。

生活班が5つあるので,各班で一つずつテーマを決めて歌詞を考える。
テーマを調整するために,書きたいテーマ(音楽会,組体操など)を二つずつ考える。
黒板に書き出して
「それぞれの班の希望を見て,調節できそうな所はあるかな。」と問う。
子どもたちは「自分たちはどちらでもいいよ。どちらが書きたい?じゃあ,スケートのことにする。」
という感じでちょこっと相談し,それぞれの希望通りにテーマを決めることができた。

決まってからは,ホワイトボードを使ってグループごとに歌詞を考える。
1回目は黒ペンで,ファシリテーターを立てて5分。
時間来たら,途中でもグループで一緒に他のグループの作品を見に行く。
他のグループを見てきた後,さらに5分検討。
完成したグループが出てきたので,ワールドカフェを使う。時間は7分。

ホストを一人残して,他のグループへ。
ここで,ペンの色を赤に持ち変える。

ペンの色を変えることで,自分たちの元の作品に対して,他のメンバーがどのようなアイデアを出してくれたのかが一目で分かる。
元のグループに戻って,さらに7分。
赤で修正された所に話題は絞られる。
ホワイトボードを指さしながら話が盛り上がる。

他のグループの歌詞も知っているので,似たような言葉は言い換えたり,韻を踏むように似せたりという意見も出る。
BGMで「思い出のアルバム」の伴奏を流しておくことで,口ずさみながら歌詞を調整する。
最後は画用紙に清書してここまでで1時間終了。

次の時間は,画用紙を黒板に並べて,歌う順番を決める。
実際に通して歌いながら最終調整。さて,どうなるか楽しみだ。

2012年2月27日月曜日

2月26日 第1回教室ファシリテーションセミナーin東京(4)

今回のセミナーで本当に嬉しかったのは,すごい先生方と実際にお会いできたこと。

本を出している先生なんて,本当に雲の上の遠く離れた存在だと感じていました。
twitterやFBのおかげで,雲の上の先生方との距離が本当に近くなりました。

特に藤原さんは,同世代ということもあり
藤原さんのDVDを拝見したときから実際にお会いしたかった先生でした。
堀先生,濱ちゃん,ぎょさん,渡邉さん,てつさん…他にもTL上で拝見している方が沢山。
それが同じ場にいるというのが嬉しくて。

次は飲み会も参加して,もっとゆっくり話そう!そう心に決めました。
それまでに,実践を積み重ねていきたいと思います。

2月26日 第1回教室ファシリテーションセミナーin東京(3)

3部は「オープンスペーステクノロジー(OST)」

これは,実際にやると3日間位かけてじっくりとやる大がかりなもの。
教室でどのように取り組むのだろうかと興味津々でした。

「最高峰を知っていなければならない。」と堀先生。
確かに,OSTが成立する(児童生徒の取り組む姿として)というのは,すごいことです。
最高峰に辿り着くまでの道筋で,
今どこに立っているのか。
次はどこを目指すのか。
これは知っておかなければ。

今回のテーマは「twitter小説」
またまたネタバレ自粛です。
最初はグループが作れるのか不安だったのですが,
まさかの真逆の方々を発見し,お話をすることができました。
うーん,面白い。
これは授業云々を考えずに真剣に楽しんでしまいました。

自分ではまだまだ取り入れられないけれど,いつかそこまでクラスを育てたいと思います。

最後に。
やはりセミナーに出たら飲み会も出よう!
今回は日程の都合で参加できなかったけれど,次回は必ず。
セミナー後の飲み会のシェアリングも講座の一部ですからね。
次回が楽しみです。

2月26日 第1回教室ファシリテーションセミナーin東京(2)

昼食の後は,藤原先生による
第2部「ファシリテーショングラフィック」

第1部の堀先生の講座を藤原さんはグラフィックレコーディングしていたので,
その様子をこっそりと見ていました。(かなり怪しい人ですが。)
いやー,すごいの一言です。
ゆっくり,何気なく,サラサラと描いていくのですが…
多分藤原先生のブログ
その時のグラフィックは公開してくださると思いますので,ぜひご覧ください。

さて,実際の講座です。
まず,1部とは席替えをして,新たな4人グループを作ります。
このときのアクティビティも,なるほど~と参考になりました。
しかも,それが後の講座内容につながっているとは。

1部同様ネタバレ自粛ですが,
藤原さんにFGしてもらえるという,なかなか得難い経験をしました。
しかも故郷に貢献までできたというおまけ付き。
藤原さんありがとうございました。

今回の講座で学んだのは
グラフィッカーの思考のクセというか,得意な思考法で
グラフィックは違ってくるんだなということ。
藤原さんは,けっこう最初から「ゴールを見ている」という気がする。
サッカー選手だけに…。

次回は飲み会から参加して,児童生徒にフレームをどう教えていくかという話をしてみたいです。

2月26日 第1回教室ファシリテーションセミナーin東京(1)

参加してきました。
第1回教室ファシリテーションセミナーin東京

講師の堀先生,藤原先生とは
twitterやFB,ML等で交流させていただいていましたが,実際にお会いするのは初めて。
ワクワクしながら会場の上智大学へ。
東京で開催って本当にありがたいです。

会場前の受付では参加者が20名ほど列を作っています。
参加者は北海道から広島まで全国から集まっているとのこと。
教室ファシリテーションへの関心の高さが伺えます。

講座は3部構成
第1部は堀先生の「教室にワールドカフェを導入する」
今年度,小学校3年生の教室でワールドカフェを数回取り入れてみた自分にとって,
興味があったのはツールとして導入する方法よりも,教室にワールドカフェを導入した堀先生の思想。

方法,カフェエチケットの説明などの合間に
「なぜ教室でワールドカフェなのか」という話を入れてくれました。
その度に「ああ,(中)学校の先生だ。」と実感。
言葉が腑に落ちるのです。
教科のねらいがあり,時数や授業時間の制限があり,ファシリテーションという形の一斉授業だということを押さえた上の話なのです。
つまり,現実的。

実際に体験したアクティビティについてはネタバレになるので控えますが,
多様な視点(笑)を学ぶことができました。

体験してみて気になったのは,その時間の「ねらい」です。
単元展開の中での本時の位置づけから何となくは分かるのですが,もう少し詳しくお聞きすればよかったと後悔。
よし,堀先生にFBやtwitterで教えていただこう。

2012年2月22日水曜日

2月21日 感化

教師という仕事をしていると
時々,「全て自分の思い通りになるのが良いこと」という勘違いをしてしまう。
自分が人を教えるなんておこがましいという「恥ずかしさ」を忘れてしまう。
こうなってしまうと,子どもたちに言葉が届かなくなる。

人を変えることはできない。
諦めて,ふっと力を抜くと
子どもたちの行動を楽しめるような気がする。
そうすると,不思議と子どもたちにこちらの気持ちが伝わり出す。

その場にいるだけで
自然と空気が和んだり
身が引き締まったり
やる気が出たり

自分自身の在り方が自然と子どもに伝わるような
子ども自身が自分になるような
不思議な感覚がある。

技術,方法,道具以前に必要な力。
本当に自分のものになるのはいつの日か。

2012年2月8日水曜日

Dropboxを使い始めた

まだDropboxのアカウントを持っていない方は,ぜひこのDropboxリンクから登録してください。私もあなたも250Mの追加サービスを受けられます。

最近,TwitterやFBで紹介してもらったこの記事を読んで,遅ればせながらDropboxを使い始めてみた。

家庭もあり学校で遅くまで仕事をすることができない身にとっては,仕事のデータを持ち帰ってしまうことも多々あった。
しかし,USBメモリの紛失や荷物の盗難,置き忘れなど,情報流出のリスクをいつも抱えていた。
(勿論持ち帰るときは,管理職の許可を得ている。)

このDropboxは,学校や自宅,外出先などどこからでもファイルを開くことができる。
しかも,バックアップも自動で取ってくれるので,うっかり変更や削除をしてしまったファイルの復元も可能。
実は使い始めたばかりの私も,Dropboxにアップした写真データをうっかり消してしまって,さっそくお世話になってしまった。

勿論,マル秘扱いの文書をアップすることはないが,行事の係案や指導案などの作業は問題ないだろう。
これから,使い方を探っていきたい。

使ってみようと思った方はぜひこのDropboxリンクから登録してください。私もあなたも250Mの追加サービスを受けられます。

朝の読み聞かせリスト6

今回の読み聞かせは和のテイストで。

図工で版画を作っているので,この2冊から。





どちらも,一人が何かを始めてみんなも動きだし,事が成るというパターンのお話。
バカにされたって,笑われたって,イイと思ったらやってみようよ!という願いを込めました。

さて,次に紹介する三冊は,ある日のこんな会話が本端でした。
私「かぐやひめでさ,月の人が来たら,兵士がうごけなくなっちゃうじゃん?」
子ども「???」
私「もしかして,『かぐやひめ』知らない?」
驚いた私は,クラスの子に日本の昔話をどれだけ知っているか,有名どころでアンケートをしてみました。
すると
『かぐやひめ』を知っていたのは,20人中たったの4人!!

時代の流れを感じました・・・。
そこで,それならと学校の図書室に行って『かぐやひめ』を探してみたところ,
高級そうな絹張りの装丁で「日本昔話シリーズ」みたいなものが置いてあったのですが,

こういう本は置いていなかったのです。

いやー,驚きました。
そこで,仕方なく



この二冊を借りて,現在『さるかに』を読み聞かせ中です。

学校現場にいて,子どもたちの変化には毎年驚かされますが,今回のことは久々に衝撃でした。
家庭でも保育園,幼稚園でも,昔話の読み聞かせはしなくなっているんでしょうか。

2012年1月28日土曜日

1月28日 ラッキーデイ

職員研修の予定だったが,雪のため延期。
久々に家族で図書館に行ってきた。

今日借りた本は












以前から,自分で買うほど欲しくはないが一応チェックしているシリーズ物がいくつかある。
同僚の先生から薦められたり教え子から薦められたりしたもの。
今日はそのシリーズ物の最新刊が同時に何冊も借りられた。
この休みを使って久々に楽しみの読書をしよう。

2012年1月27日金曜日

1月27日 校内スケート大会

勤務校では,校内スケート大会がある。
運動会のように全校児童が参加してスケートのタイムを競う。
かなり寒い地域にある学校なので,昔からスケートには力を入れており,大会も今回で56回目を迎える。

子どもたちは,自分で参加種目を選び,目標に向かって校庭リンクで練習を重ねる。
スケートシーズンは短いが,子どもたちの成長がはっきりと分かる。
今年はスケートクラブ員が「自分たちでグループを作って練習したい」と提案してくれた。
「基本」「コーナー」「スピード」と3つのグループの中から,
クラスの子どもたちは,毎回自分で参加グループを選んで練習する。
スケートクラブ員が,普段自分たちがやっている練習の方法を一緒にやりながら,グループの子どもたちと滑る。

大会前日の振り返りジャーナルで「スケートで誰にどんなことをお世話になったか教えてください」と書いてもらった。
その中に
「私は○○くん(スケートクラブの児童)です。面白いし教え方が上手です。おこりやだけど,本当は心がとっても優しいのを私は知っています。」
という文章があった。
クラスの仲間を見る見方が深まっていて,本当にうれしかった。

ジャーナルで一人一人の意気込みや思いを知っていると,
子どもたち一人一人の滑りが本当に尊いものに思える。
結果だけではなく,その子の思いに寄り添って滑りを見る。
「いつもは4位か3位です。でも,大会の日はお父さんの誕生日なので2位をプレゼントしたいです。」
どんなに遅くたって,そんな思いで滑っていることを考えると涙が出てくる。
ジャーナルに感謝。

さて,
全校の子どもたちがそれなりに滑れるというのもすごいが,
何よりすごいのは,運営スタッフのほとんどが保護者だということ。
スターター,ジャッジ,タイマー,審判などを学校職員と一緒に行っているのだ。
その理由として
小規模校なので,職員数が少ないということ
保護者もスケート経験者が多く,大学までスケートを続けている方がたくさんいること
(協会の方や普段から大会運営に携わっている方も多い)
歴史ある大会なので,職員も保護者も様子をよく分かっていること
などが挙げられる。

地域との距離が近い学校だからこその強みだと思う。
なにせ,職員室に気軽に保護者が顔を出してお茶を飲んでいくくらいだから。
地域に開かれた学校というが,すでに土台は十分にできているので,
次は普段の授業に参加してもらうように考えていきたい。

2012年1月24日火曜日

1月24日 凄い「普通の授業」

音楽専科の先生が授業公開をしてくださった。

専科の先生にとっては普段通りの授業だったと思う。
しかし,私にとっては,凄い授業だった。

まず,あたためる雰囲気を大事にしていたこと。
場に「認められている」「失敗ができる」という安心感が無いと,表現はできない。
特に,高学年ならば尚更だ。
先生は,リコーダーの低いレの音を練習する時間をとったあと,個人で発表させた。
個人発表の前に
「とっても難しいから間違えちゃうかもしれないよね。間違えちゃった友だちがいたらどうする?」
「笑ったりしないでだまっていることも思いやりだよね。」
と,安心して発表にチャレンジできる雰囲気を作っていた。
さらに,個別評定で一人一言。上手く音が出なかった児童にはアドバイスと再トライ。
そして,少しの成長を見逃さずに認めていた。
2回失敗してしまった児童には「後で一緒にやってみようね」の一言。
これで,安心できるんだなあ。

次に,視覚と聴覚で確認できる工夫。
リコーダーの運指の練習では,アルトリコーダーを用いて見やすくしていた。
パートを交代するときには,先生「こちらのグループが」児童「高音」と言わせて確認。
学習問題と学習課題,学習プリントなども,全て音読させていた。
ペアでリコーダーの練習をする場面では,
相手に声をかけるところからロールプレイで確認。
さらに,相手役をやった児童が失敗してしまったことを取り上げて,
「今,途中で止まっちゃったとき,入れるところから入れたね。○○君みたいに,
失敗してしまったら,入れるところから入るのが大事。」
と,失敗したときのやり方をしっかりと伝えていた。これ大事だなあ。
さらに「一人でやるのが心配な人は私の所へおいで。」の一言。
最初の安心感にも通じる。

さらに,一人一人が音楽に触れる時間が長いこと。
全体でリコーダー練習をする場面では
1.階名唱(起立)→リコーダー(着席)→階名唱(起立)→リコーダー(着席)
2.個人発表
3.全体を高音と低音に分けて交代しながら演奏。
形を変えて何度も練習ができる。
4.ペア学習では,学習カードにクラス全員の名前とサインをもらう枠が用意されており
「目標は10人です。」と目標が視覚的に確認できるようになっていた。
この学習カードのおかげで,ペア学習の時間,児童はリコーダー練習を続けていた。
(加えて,様々な児童と必然的に交流しなければいけない仕組みになっている。これはいい。)
ペア学習の終了時間に「自分を入れて何人とできましたか」と確認。
10人にいかなかった人にも「今日はゆっくりを大事にしようだったから,時間が足りなかったかも」
とフォローを忘れない。
5.最後に,1グループと2グループに分けて,響きを聴き合う。
高音 ○○○○○|○○○○
     1    2
低音 ○○○○○|○○○○○
     1    2
児童はたっぷりと音楽に触れていた。

最後に,学習形態の工夫。
○○○○○○○○○○
        ピアノ
○○○○○○○○○○
ピアノを挟んで,児童が向かい合う形。
1.お互いに見合える。聴き合える。
2.パート練習しやすい。
初めて見た形だったが,今日の授業にはピッタリだった。

今まで音楽専科の先生の授業は数回しか見たことがないが,
どの先生も今の私に大きな影響を与えてくれた。
それぞれの先生のワザがあるが,共通していたのは「場をあたためる」ということ。
音楽は心が冷えたら終わり。
注意するよりも,気を付けて欲しいことは最初に伝えておく。
失敗してからフォローするよりも,失敗するのは当たり前の雰囲気を作り,失敗したらどうするかを伝えておく。
何よりも,先生が音楽楽しい!の雰囲気。

今日は本当にいい授業を見せていただきました。
ありがとうございました。

2012年1月23日月曜日

1月23日 スケート指導

校庭リンクでのスケート指導も,今週で最後。
今日は保護者の方がコーチに来て下さったので,
スケートクラブの子どもたちが教えるという,いつものやり方を変更した。

保護者の方と共通していたのは,例えば靴を履く場面では,

スケートの靴の脱ぎ履きが早ければ,それだけリンクに早く上がれる。
その間に他の人より一周多く滑る。
年間100日リンクに上がるとしたら,
一日一周の差は,1シーズンで100周の差になってくる。
リンクは一周400m。
100周だと40000mになる。

つまり,「微差大差」を大切にすること。
他の練習場面でも,根っこの部分が共通しているので,押さえどころは同じ。
こういうことはありがたい。

職員集団も大切にする根っこが同じだといいのだが,なかなかそれは難しいんだな。

1月23日 手紙回しについて

1時間目は,金曜日の出張中に起きたトラブルについて少し話す。
トラブルの概要は
授業で使っている付箋に,「くそ」「はなくそ」などの汚い言葉を書いて友だちに渡す悪ふざけが,
エスカレートして,ケンカになってしまったというもの。

叱るだけでは,子どもたちの力にならないので,
「解決するにはどんな方法が考えられるか?」と,尋ねてみた。
高学年になったとき,手紙回しなどの問題も起こるだろう。
問題が起こらないような指導もしていくが,
起こった時どうするか,いくつかの解決パターンを,子どもたち自身が持っていることが大切。
出てきたアイデアがこんな感じ。
さらに,私から
「クラス全員の前で,すぐに問題が起きたことを言うこと」
「どういう解決法が考えられるか,みんなに聞いてみること」
という二つを加えた。

ケンカは仲直りができているということなので,
解決方法の出し方を確認して,これで話はおしまい。

それにしても,出張したときにトラブルが起こるのは,育っていない証拠だよなあ。
まだまだ自分の腕が未熟だということだね。

2012年1月21日土曜日

1月20日 国語同好会研究授業

地区の国語同好会の研究授業に参加した。

中学の短歌の授業。
自分の母校で行われるということもあって,ワクワクしていた。

講師は,大阪教育大学名誉教授 中西一弘先生
毎年お呼びしているらしいが,私は初めて。

授業は
折り句など短歌について学んできている生徒が,付け句に取り組むという内容。

授業の概要
導入:前句「今幸せと思う瞬間」に付け句をしてみよう。
   学習プリントを配布し,個人で3分間考えさせる。
   完成した数名の生徒の作品を発表させる。
   付け句のポイント2点を説明する。
発展:前句の例がいくつも書かれたプリントを配布。
   好きなものを選んで付け句を作る。
   グループ内で付け句を発表し,感想を交流する。
終末:振り返りを記入する。


授業や中西先生のご指導から学んだこと
1.スモールステップ
2.フレームがあるから考えやすい
3.インプットとアウトプットのバランス
  聞いたことはほとんど忘れる。発表したことは覚えている。先生はがんばっても,子どもたちは覚えていない。
4.教室の営みは,学習者が「考える」ことである。
5.文学のプロは表現のプロ。学習者も表現しないと文学を理解できない。
6.理解の早道は表現すること。
7.本人が表現したその範囲において学力を認める。
8.学ぶことと作ることは同じ。
9.できようができまいが,子どもが作ったという経験が大切。
10.国語の力が付く評価助言をする。
11.教材研究をしていないと,子どもの良さを評価できない。
12.今回の場合は「類似・対照・対立」という連歌の連想法を子どもの作品から発見して,取り上げてやる。
13.いいところを言うために先生がいる。
14.一つの作品一点だけ褒める。いつも一点。公平に。
15.みんなで集めた語彙を使うのが教室の良さ。
16.全員が言葉と直接向き合う。
17.表現しながら理解する。
18.下手で良いからやってみる。
19.やってみると分かってくる。
20.やってみると,「自分と比べて・・・」と考えることができる。
21.連歌も俳諧も前句を良く理解しないと付け句ができない。

今回,自分が授業で取り組んでいる「冬の詩を作ろう」という学習とピッタリつながる勉強ができた。
懇親会の席でも,詩の授業の写真を見ていただきながら,アドバイスをいただくことができた。

テーマに対して
ホワイトボードで語彙を出し合う
気に入った言葉を集める
一行作ってみる
という,現在の流れはこのままで良い。
さらに今回学んだことを加えて,さらに楽しい授業を作っていこう。

2012年1月18日水曜日

朝の読み聞かせリスト5

最近,読み聞かせリストの更新が滞っているので,結構忘れてしまっている。
3学期がスタートしてから今までに読んだ本をメモしておこう。

1冊目は
「3匹のかわいいオオカミ」

2学期の終わりに読みかけになっていた絵本。
「もう一度最初から読んで!」のリクエストに応えて,最初から。
一度読んでいても楽しめるのがすごい。
やっぱり笑いからスタートできるのがいいね。

2冊目は
「だじゃれ日本一周」


3冊目と4冊目は落語絵本
「はつてんじん」と「かえんだいこ」
子どもたちに「どっちから聞きたい?」と尋ねると

という返事。
「楽しい方を後にとっておきたいから」というつぶやきが,ちょっと複雑な気分。
志ん朝師の「火焔太鼓」は,最高なんだけどな~

これを通勤時間に聞いて,練習しながらやってみよう。

「はつてんじん」は,季節ものですからね。

こちらのほうが,内容的には分かりやすいのかも。
とにかく,落語って面白い!と感じてもらえるように笑わせてしまおう。

1月18日 詩を作ろう

国語では「冬の詩集を作ろう」と銘打って
クラスの詩集作りに取り組んでいる。
いきなり詩を書けといっても書けるわけがないので,ステップを踏んでいこう。
教科書に載っている詩を音読して,工夫を探す。
リズムや対句,繰り返しなどを発見するので,これらの工夫を取り入れて自分の詩を作ってみることに。

まず,ホワイトボードを使って「冬というと」というテーマで,言葉をできるだけ沢山書き出してみる。
最初の2分は個人で。
ギャラリーウォークを1分間したあとで,相談しながらさらに書く。

次に,自分のグループや他のグループが書き出した言葉を見て回りながら,
自分の冬にぴったりな言葉を付箋に書き写していく。


これを組み合わせながら,詩の下書きをしていく。
今日はここで時間切れ。

次時は,一文を対句にしたり,繰り返したりするなどの工夫を入れていく。
「詩を作れ」と言って,詩ができるようなら先生はいらないよね。
グループで学習しなさいといって,グループ学習が成立するなら先生はいらない。
できる環境を作っていく事が本当に大事。

ホワイトボード,模造紙,付箋・・・これらのツールって,自分の教室では無くてはならないものになっている。

1月18日 一筆箋

1月7,8日の学級ファシリテーション講座で,「よし,やってみよう!」と思ったのが一筆箋。
子どもたちの良いところを,一筆箋に書いて,子どもたちの時間割ノートに貼る。
たったこれだけのことだが,今までなかなかスタートできずにいた。
理由は,時間が作れなかったからだ。

ところが,今回の講座で「子どもたちがジャーナルを書いている時間でもいいんだよ。」
(いずれは,ジャーナルとの両立を目指すけれど)
という言葉を聞いて,「それなら」と思い立ったのだ。
そんなわけで,一日1枚~3枚の一筆箋が,今日まで無理なく続いている。

一筆箋は,子どもたちの良いところ見つけをしているので,なかなか楽しい。
保護者からも
「お忙しいのに,お手紙をいただいて恐縮です。」
「子どもを思いっきり褒めました。」
「お手紙をいただけるなんて新鮮で,手紙の良さを実感しました。」
という返信が届くようになってきた。
返信目当てでは無いけれど,やっぱりうれしくなって,モチベーションも上がる。

しかし,保護者からの言葉の中で,一番多かったのが
「学校での子どもの様子はなかなか分からないので・・・」
という言葉。
担任としては,学級通信などで伝えているつもりだったのだが,
一人一人の様子はやっぱり伝わっていなかったのだ。

一人一人の姿を見てもらっているという安心感。
これが形として伝わる。
保護者も子どももあっためることにつながる。

このまま続けて終業式までに一人3通は出したいと考えている。
もちろん私は忘れっぽいので,名簿に「一筆箋」の欄を作り「○月○日」と記録をしている。
こうしておくと,「今日はこの子をよく見よう」と意識できるので,一石二鳥である。

2012年1月17日火曜日

1月17日 百人一首

五色百人一首を使って遊ぶことがある。
TOSSについては距離を置いているのだが,五色百人一首は便利なので使っている。

冬休み明けから,読み方を変えた。
上の句一回,下の句二回という読み方から,
上の句二回,下の句一回にしたのだ。

これは上の句を覚えた方が圧倒的に強くなる。
上の句を覚えている子が,探す時間を確保するようにしたのだ。

同時に,色別の決まり字の探し方も教えてみた。
単純に「勝つと楽しい」というレベルから,
「勝つために作戦を考えたり練習をしたりすることが楽しい」という,
過程を楽しめる子にしていきたい。

2012年1月13日金曜日

1月13日 詩の授業

今日の読み聞かせは
「だじゃれ日本一周」


自分の県がまさかあんなダジャレだなんて・・・
絵を指さしながら「○○がある!」と盛り上がった。

三学期の国語のスタートは,詩の授業から。
ゴールは自分たちで「冬」をテーマに詩を作ること。
教科書の三つの詩を読み,工夫を発見していく。
繰り返し,リズム,音,対句,字の配置。
対句は,私から説明。
発見した工夫を画用紙に書いて掲示できるようにした。

次の時間は,「冬」について,思いつくことを付箋でたくさん書き出してみる。
短歌,詩,俳句などは,付箋で言葉を並べていくと作りやすい。
友だちの言葉や自分の言葉を並べてみることで新たな発想が生まれる。
つながりが生まれる。
付箋だから,組み合わせも容易。

詩が完成したら,パソコンで打って詩集を作る予定。
余裕があったら写真との組み合わせにも挑戦したい。

2012年1月11日水曜日

1月12日「書き初め会」

今日は全校で書き初め会。
全校といっても3年から6年まで。
体育館に集まって,一斉に行う。
今年度から国語科の担当になったので,書き初め会も仕切る。
一気に変えるのは子どもたちも大変なので,ちょっとずつ自分の色を入れる。
今年はBGMをプラス。
もちろん「春の海」

琴と尺八の音色に包まれながらしっとりとした時間が流れる。
3年から6年まで 全員で「静かを作る」にチャレンジした感じ。

最後は作品を発表して,感想をもらって終了。
ある子のジャーナルには「力強く書けているって言ってもらえてうれしかった」とあった。
大勢で集中したり認め合ったりする時間っていいね。

小さな学校だからこその良さを活かしたい。
来年は全校で「信頼ベースの学校作り」に取り組みたいなあ。

三学期始業式

元気に揃ってスタートできた。
それだけでうれしい。

黒板メッセージは,やっぱり学級目標「一人じゃない」に立ち返って。

サークルタイムは
「新しい一年のスタートです。一番美しいサークルを作ってみよう」
何秒に挑戦する?と言う前に,子どもたちは10秒程で美しい円を作ってしまった。
今までで一番だったなあ。
調和という言葉がピッタリの円。

休み明けだったので,子どもたちの様子を見て
ゆっくり話す時間や,楽しく心をあっためる時間が必要と判断して
3分交代のペアトーク。
「冬休み,どうだった?」
20人中,17人くらいは,3分でも話したりないくらい。
2学期から続けてきたペアトーク。本当に成長したね。

アクティビティは,鼻と耳をつかむやつ。
失敗が当たり前,誰もがナカナカ上手くいかないことを笑い合える遊び。

絵本の読み聞かせは
「3びきのかわいいオオカミ」

これは2学期の終わりに途中で終わっていた本。
「最初から読んで!」のリクエストでもう一度始めから。
二回目でも笑えるお話っていいね。

Yさんが,今日も一番前の列にダッシュしてくれたことがうれしかった。

始業式に向かう廊下でのインストラクション。
「どんなスタートにしたい?」
「じゃあ,どんな入場にチャレンジする?」
子どもたちは,「静かに」「足音を立てないで」の入場にチャレンジ。
ピリッと締まった入場ができた。

校長先生のお話は東井義雄先生の
「心のスイッチ」という詩の紹介から。
教室に帰って,早速「心のスイッチ」というテーマで3学期の目標を作る。
短冊をたくさん教室に用意してあるので,すぐに書き始めることができる。
そうじ,勉強,スケートetc
子どもたちの目標が,どんどん掲示されていく。
掲示によく使っているのがこれ

透明なので作品を邪魔しない。
画びょうよりも短時間で掲示が終わるし片付けも楽。オススメ。
私はアマゾンではなく,SmartSchoolで購入。

そうじの分担も
チームでミーティング。
「前の担当は誰だっけ?ちょっとこれでいいか見てくれる-?」
前の担当の子どもたちは真剣に,そしてちょっと誇らしげにアドバイス。
そうじ用具がどこにあるのか,コツは何かなどを,現場に連れて行って話していた。
頼もしいなあ。

今日から一筆箋もスタート。初日は三人。
お土産を持ってきてくれた二人に御礼がてら,そしてもう一人は,
そうじ分担で「いいよ,おれ代わるよ」と譲ってくれた子に。
ジャーナルの時間を利用して書くというアイデアをくれたカト吉さんに感謝。
これなら続けられそう。

明日は会社活動の時間がある。
明日も楽しみだなあ。